会社のロゴにオリジナルキャラクターを使うメリットとは

会社の顔であるロゴマークですが、オリジナルのキャラクターを作ってロゴを作成するパターンもあります。キャラクターを制作すれば、企業のアイコンとして商品のパッケージにデザインしたり、そのキャラクターを使ってホームページなどで情報を発信したりなど、色々な活用方法があります。

今回は会社のロゴにオリジナルキャラクターを使うメリットについて紹介しましょう。

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オリジナルキャラクターのロゴを制作するメリット

キャラクターは各種のビジネスで有効で、大手の企業も積極的にキャラクターをマーケティングなどに取り入れています。ここからは、オリジナルキャラクターのロゴを制作するメリットを紹介しましょう。

認知度アップ

文字だけのロゴよりも、画像やマークの方が記憶に残りやすいです。色々なあるマークの中でも特に記憶に残りやすいのが、顔があるマークです。「この人誰だっけ?」と人物を思い浮かべる時は、その人の顔を思い浮かべます。

それと同じで、顔を持つキャラクターをロゴマークにすることで、会社の認知度を高めるきっかけにできるのです。

キャラクターをロゴにすることで好感を持たれやすくなり、会社に対する関心を高めることもできます。

他社との差別化

独自性のあるキャラクターを使うことで、会社の個性が光り、競合他社との差別化を図ることもできます。強いインパクトを与えるロゴならば、それだけでその企業に対して興味を持ってくれる人も出てくるはずです。競合企業が多くて埋もれてしまう、そんな時にオリジナルキャラクターを使ったロゴは効果的です。

対象範囲の拡大

優れたキャラクターを生み出すことができれば、そのキャラクター自体にファンがつきます。そうすると、本来ならばマーケティングの考察の範囲外だった層を取り込める可能性も出てきます。可愛いキャラクターが付いている飲み物やお菓子などを買ってしまって経験がある人もいるでしょう。

キャラクターを活用することで、見込み客以外へアプローチをかけられることがあります。

企業に対する理解度アップ

何か物やサービスを売る時は、その会社がどのような会社なのか理解してもらうことが大切です。その会社に関係したロゴを制作すれば、それを見ただけでどのような商品やサービスを提供する企業なのか認知してもらうこともできます。

例えば、美味しいお米を作っている会社ならば「かかし」、アイスクリームを作っている会社ならば寒い所にすむ白熊やペンギンなどの動物をモチーフにしたキャラクターを作るのが効果的でしょう。自社のブランディング戦略にも、キャラクターを使ったロゴは大活躍します。

デザインのポイントは?

キャラクターを適当にデザインすると、「全然可愛くない」「意味がわからない」と、事業活動に悪影響を及ぼしてしまう可能性もあります。やはりロゴは企業の顔ですから、企業の想いや、何らかの意味を持たせてデザインや色などを決めなければなりません。

ここからは、オリジナルキャラクターのロゴを制作する際のデザインのポイントについて紹介します。

サービスに合ったキャラクターを作る

ただ可愛らしいだけのキャラクターのロゴでは、その会社がどんな会社なのか理解することはできません。オリジナルキャラクターは、商品やサービスに合ったものを選びましょう。そうすることでより顧客の記憶に残りやすくなり、宣伝効果を高めてくれます。

企業のイメージや業種のイメージカラーを考慮して配色すると、企業のことがより理解できるロゴが制作できます。

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ターゲットに合わせたキャラクターを作る

キャラクターのデザインは、ターゲットに合わせて制作することが大切です。男性ならばクールでカッコイイもの、女性ならば可愛らしいイメージに仕上げるなど、ターゲットの心に響くようなデザインにする必要があります。

ターゲットに合わせないと、想定していた顧客層とは違う人に興味を持たれやすくなってしまいます。ターゲットに違和感や不信感を持たれないためにも、自社がターゲットにしていくお客様はどんな人かを想定しながらキャラクターをデザインしていきましょう。

シンプルなデザインの方が便利

会社のロゴは広告塔の役割をし、色々な場面で活用できます。例えばホームページやポスター、チラシ、ノベルティ、名刺など。ただ、使用する媒体によっては掲載するサイズが小さくなり、複雑な色や形を使った場合はごちゃごちゃした印象を与えてしまう可能性があります。

シンプルなデザインならばどのような場所で使われても違和感なく、ロゴとして認識してもらうことができます。

流行りに乗らない

ロゴはそう簡単に変えられるものではありません。一度作ったものはその会社のシンボルとして、長い期間使用することになるでしょう。旬なデザインは爆発力がありますが、流行というものには限りがあります。流行りに乗らず、いつの時代でも通用するようなデザインを考えることが、長期的な経営ビジョンを達成するために必要になってきます。

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著作権に注意

著名人や、アニメや漫画のキャラクターを模したロゴを制作すると、著作権の侵害に該当してしまう可能性があります。また、日本には膨大な数のキャラクターが存在していますし、既存のキャラクターを参考にしていなくても、類似したものができてしまうこともあり得ます。

このような事態を防ぐためには、キャラの性格や名前、設定などを細かく練ることが大切です。そして、ロゴマークに企業の想いや個性をたくさん乗せていきましょう。そうすることにより、どことも被らないようなオリジナリティー溢れるキャラクターを生み出すことができます。

ロゴを制作する方法は?

専用のアプリやフリーソフトを使えば、ロゴを自作することも可能です。時間や費用も最小限で済むので、これは手間をかけずに作りたい人におススメできるやり方です。デザインするのが苦手ならば、プロに依頼するという方法もあります。

効果的なロゴを作成するためには、やはりある程度の知識が必要になります。十分な知識や技術があるプロに頼めば、ロゴ制作で大きな失敗をすることはないでしょう。ただ、ロゴ制作を誰かに頼むときは、自社がどのような会社か、どんなキャラクターにしたいかなどをしっかり伝えることが大切です。

オリジナルキャラクターのロゴはメリットたくさん

オリジナルキャラクターは会社のことをすぐに覚えてもらうきっかけにもなり、ロゴを覚えてもらえれば自然とその会社の商品やサービスもイメージしてもらえるでしょう。

芸能人などをイメ―ジキャラクターにするのとは違い、広告宣伝費がかからないのもメリットです。どことも被らない独創的なキャラクターを制作し、たくさんの人に愛されるよう大切に育てて行きましょう。